仕事を辞めたら隠居したいと思っていた
故・杉浦日向子さんが、40歳になったら隠居すると宣言されて実行されてた。
実際は持病を抱えての仕事が厳しくなって、ユーモアを交えておっしゃったのだろうが、当時30そこそこの私には
「隠居」という言葉がスコーンときた。
しかも40歳という若さで。
昔なら寿命60歳くらいで40代で隠居するのは珍しいことじゃなかったと思うが。
そしてせこせこと働いていたある日、phaさんを知った。
京大卒というステータスを持ちながら、シェアハウスを立ち上げニート生活をしている「日本一有名なニート」だ。
著書をいろいろ拝読したが、ゆるーく生活している反面、ニートもちょっと大変なところもあるんだなって感想。
でもphaさんにとって、会社勤めするより一万倍楽しい生活なんだと感じた。
ニートの歩き方 ――お金がなくても楽しく暮らすためのインターネット活用法
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次に大原扁理さんを知った。
東京にアパート借り、月に7~8万円の収入で一人暮らしをされている方。
週2で介護の仕事をし、残りの5日は工夫して清貧というには割と豊かな生活を楽しんでらっしゃる方、というイメージ。
隠居というイメージはこの方が近いかなと感じた。
目指すは隠居だ。
隠居と無職の違いはよくわからないけれど