本態性振戦で泣きっ面に蜂
1~2年ほど前から両手が細かく震えるようになった
精神科のある薬を服用し始めた時期と重なっていたため医師に相談したが、そんな副作用の事例はないとにべもなく言われ、勝手に断薬したらコップも持てないぐらい手の震えがひどくなった
うつ病でさらに手が震えるというやばい人ができた
結局薬は再開し、さらに新しい薬が処方されたが効き目は充分でなく、脳神経内科を紹介された
本態性振戦という病名がついた
さらにさらに新しい薬が処方されたがそれでも細かい震えは残った
本態性振戦は病名であって病名でない
”原因がわからない震え”という症状を表した言葉でもある
遺伝性があるらしい
確かに母や、親戚にも同じ症状の者がいる
日常の生活にはあまり問題ないが、仕事ではあった
当時、伝票に小さな字を書いたり、小さいグラスを人前にたくさん出すという仕事があった
忙しくて緊張している時、寝不足で体調が悪い時など、手が震えて字が書けなかったりグラスの中身をこぼしたり、酷い時はグラスを片手で持てない時もあった
退職の理由の一つになった
無職になった今でも薬を飲んでいる理由は、茶道だ
茶道までやめたら社会と私の繋がりは全くなくなる
茶道の一体何が楽しいんだと思う人は多いと思うがそれはまたの機会に
それにしても最初の「勝手に断薬して手がブルブル」は何だったんだろう
私は一生あの薬を飲み続けないとブルブルしてしまうのか